◆今週の聖書 ミニ・メッセージ
月ーマタイ1:1-17(17節)
この系図には45人の名が記され、その内4名は女性です。ここには約2000年に亘る様々な人生、試練、苦難、罪が入り乱れています。しかし主イエスの誕生に向って14代、14代と、神のご計画の恵みが覆っていることを覚えます。ましてあなたの人生、今日の一日も主の御計画の御手にあります。
火ー創世記1:1-23(3-5節)
全ての初めは、神の霊であり、最初の被造物は光でありました。私達は、光の中に創造され、「見て良しとされ」る主の肯定と祝福の中に創造された事を感謝しましょう。夕と朝が繰り返しても、あなたは暗闇にいるのではなく、光の中で、あなたの存在は主に見られ、良しとされている事を覚えましょう。
水ーマタイ1:18-25(20,23節)
聖霊の働きは、マリヤの母胎に御子が宿られるほどの驚くべきものです。まして「神は私たちと共におられる」というインマヌエルの主は、聖霊によって私たちの内に確かに宿って下さいます。大切なのは、私達がいかに聖霊の働きに心を開いて、お委ねするかです。
木ー創世記1:24-31(27,31節)
被造物で「神のかたち」に創造されたのは人間だけで、人間こそ本来、神を表す存在なのです。しかし、パスカルが「人の心の中には、神が作った空洞がある。その空洞は創造者である神以外のものよっては埋めることができない。」と言ったように、人間が神から離れた時に全てが虚しくなりました。ですから本来のように、ただ神が共におられるなら、「すべてのもの…それは極めて良かった」と言えるのです。
金ーマタイ2:1-12(9,10節)
人生は、何を求めるかによって、何と違ってくる事でしょう。最も遠い存在であった「東方の博士たち」は、主イエスを求めた故に、どんなに遠くても、ヘロデ王の恐ろしい陰謀に嵌りながらも、主イエスにある喜びに導かれました。しかし王やエルサレムの人々は、最も近くにいながら、自分を求めてしまった故に、不安と恐れに縛られたままであったのです。
土ー創世記2:1-14(7節)
被造物の冠、神の栄光を現す作品として創られた人間が、何故、「土の塵」で造られ、金で造られなかったのか。それは、天使は「仕える」ために創造されましたが、人間は「愛される」ために創造されたのであって、神の愛こそ全てであり、命である存在として創られたのです。ですから、神の愛の「命の息」によって初めて「生きる者」となったのであり、それ抜きには「土の塵」でしかないのです。